2014年07月30日

興味深い統計結果

マホロバについて書いたせいで、過去最高のアクセスでした。
シーサーブログランキング189位に躍り出す異常ぶり。
(普段は5000位ぐらい) ありがたやです。

さて、アクセス解析を丹念にすると、面白い結果が出るのです。
「人は脚本なんかに興味あるのか?」という話。
以下、脚本論側からの興味深さ。


まずは、総合アクセスを並べてみましょう。

日づけ アクセス数/訪問者数
7/24(木) 1109/419 ←おれが見に行って第一声書いた
7/25(金) 7195/2222 ←炎上デー
7/26(土) 3598/874
7/27(日) 4539/751 ←東京公演千秋楽
7/28(月) 2482/558
7/29(火) 1704/442
まだ少しいらっしゃってますが、ピークは過ぎたようです。
(普段のアクセスは、おおむね800/250くらいです)

記事別にみると面白いです。

この6日間での、
「村井と言う役者。」という村井役者論のアクセスが、
計3854/2844(のべ5日間)。

一方、「マホロバ」という作品自体の脚本論的な批評は以下。
「マホロバを観よう」計1447/1163(のべ5日間)
「最後の暗転の意味」計755/673(のべ5日間)
「登場人物を減らすこと」計75/73(のべ2日間)

のべ日数で割って一日あたりに平均してみましょう。
役者論:771/569
作品論:289/233、151/135、38/37
ということになります。

役者、村井良大のファンのツイッターや、
某数ちゃんねるの役者板が主な拡散元であることも、
アクセス解析からわかります。
つまりは、村井ファンが見に来た、ということを考慮にいれても、
「役者論を読んだ村井ファンの半分以下しか、作品論を読んでいない」
というのが、推測される結論なのです。
(ユーザーのだぶりについては分からないので、あくまで推測です。
また、マホロバなどの作品キーワードでたどり着いた人がほとんどいないことから、
ファンたちが主な読者と推測されます)

これが、世間の平均かどうかはわかりません。
少なくとも、「役者が出ているから作品を見る」人と、
「作品を見たいのであって役者はクリティカルではない」人の比率では、
前者が上回り、
そのうち半分以下しか、作品の脚本論には興味がないということです。

また、このケースでは、村井ファンが特別脚本に興味があり、
他の役者ファンより比率が高い可能性もあります。
(要はキャーキャー言うだけの人がふつうは9割かも知れないということ)


我々脚本を書く者、制作をする者は、
脚本こそが作品の中心であり、ほぼすべてであり、
極論すれば、演じる役者は、その役に相応しい実力で、
かつ人気で客を引っ張ってくる人であれば、誰でもいいと考えます。
(もちろん、好みや組み合わせ、時流もあるでしょうけど)

あるいは、いい脚本でない限り、役者の魅力が輝くことはなく、
役者が輝いて見えるのは脚本の地力である、と考えます。

この数字を馬鹿みたいに鵜呑みにするならば、
脚本の力は、なんと影響力の少ないことか。
アホなプロデューサーが、
「脚本なんてどうでもいいんだよ! 人気芸能人集めときゃ、客は来るんだよ!」
と言うのに、僕らは「いや、脚本こそが全てなのだ!」断固反対したいのですが、
この数字を前に、そこまで強固に言えるものだろうか、
と冷水を浴びせられた感じです。

バイアスのある統計なので、正当な結論ではありません。
しかし、数のリアルは知っておくべきです。
(あほ脚本だったら、もっと脚本に興味を持つ人が減るのかも知れないし)


で、すべてのマホロバ関係をまとめた記事をつくり、
全てのマホロバ関係の記事からリンクをはってみました。
点ではなく、線でみてもらうためです。
これでアクセスがどう変化するか、ちょっと見守ってみたいところ。
名古屋公演、大阪公演もまだ来週にあることだし。
それまでにこの異常アクセス(笑)が続いていたら、
また統計をとって見るかもしれません。
posted by おおおかとしひこ at 19:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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