経験則。
リライトのとき、執筆のとき、
何度書き直しても、どうしても上手く決まらないところがある。
台詞の一行、やりとり、ト書きのブロック、シーン、
ストーリーラインのブロック。
思いきって切ってみよう。
文章は絵ではない。
そこにそのパートの占める場所がある必要はない。
何度も何度も書き直して、なお存在の価値を放たないのは、
そのものに存在価値がないのかも知れない。
ないほうがシンプルになり、
ないほうがスムーズになり、
ないほうが結果的に想像が膨らむかも知れない。
物語はミニスカートである。
パンチラせずに、スカートの中身を想像させながら常に引き付けるものだ。
ミニスカートに余計な装飾をして、
ミニスカートの優雅な動きが阻害されているかも知れない、
という可能性を考えてみよう。
リライトの選択肢は、4つある。
増やす、変える、入れ替える、切るだ。
全部を均等にマスターしている人は少ない。
2014年08月28日
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