2014年09月07日

クリエイターの条件

クリエイティブの反対語はイミテイティブであることは、
辞書にも載っている。
過去にそれは議論し、ペプシ桃太郎もこの一点で批判の対象とした。

最近、平凡なアイデアを、変わった手法でやるものが増えた。
その変わった手法は「○○のパクり」であることが殆どだ。
元ネタを知らないと思って、堂々と手法をパクり、
平凡な内容を格好のついたものに仕立てている。
そんなやつらは、イミテイターと名乗るとよい。

クリエイターとは、
アイデアを発明し、非凡なものをつくり、
手法そのものをも発明する人のことだ。

手法をパクるのは、厳密には著作権違反ではない。
しかし、その糞作品が、手法だけを評価され、
内容がダメな以上、その手法がアイデンティティーであり、
それがパクりである以上、クリエイターとして一番いけないことをしていると自覚するべきだ。
特にCMは、今イミテイターの巣窟である。

イミテイターは死ね。クリエイターの邪魔をするな。
イミテイターを殺すのは、パクり元を指摘することだ。
クリエイターを殺すのはもっと簡単で、詰まらないと言うことだ。
殺すほうがより難しいやつらが、生き延びているのだ。腹立つ。
posted by おおおかとしひこ at 16:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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