次のうち、
最も簡単に出来そうなものと、
最も難しそうなものと、
中間ぐらいだろうというものを選べ。
1. 斬新な事件と、その斬新な解決法を10個創作せよ。
2. 斬新な主人公を10人創作せよ。
3. 斬新な敵役を10人創作せよ。
4. 斬新な脇役を10人創作せよ。
5. 斬新な、小道具の印象的な使い方を10創作せよ。
6. 斬新な伏線の回収の仕方を10創作せよ。
7. 斬新などんでん返しを10創作せよ。大ラスでなくともよい。
8. 斬新なテーマを10創作せよ。
9. 斬新なキービジュアルを10創作せよ。
10. 8のテーマをひとつ選んで、斬新なサブテーマを10創作せよ。
(またはテーマ10それぞれにつき斬新なサブテーマを創作せよ)
まずは、最も簡単に出来そうなものをやってみよう。
そして自分の得意はこれなのだ、と自信をつけよう。
10思いつかないのは、向いてないのでやめよう。
いくらでも出てきそうなら、限界までたくさん出すのもいい。
(例えば僕はキャラクターなら100ぐらいはストックがある)
そして、一番出なさそうなものについて、
うんうん唸りながらでよいから、10頑張って捻りだそう。
最後の方は斬新と言えるレベルでないかも知れない。
それがあなたの弱点だ。
これから見る映画の、その部分に注目しながら見るといい。
自分と同じ弱点を持っていればなんとなく分かるし、
上手い人はこうするのか、と勉強になる。
中間ぐらいのやつも10出そう。
弱点よりは楽だろう。
それがあなたの平均的な実力だ。
得意分野は長所、苦手分野が短所だとしたら、
平均的なあなたのアベレージが、その10に出るだろう。
案外自分が出来る奴か、思ってたほど出来ない奴かは、
自覚したほうがいい。
自分の今いるところを確認しないでは、成長は出来ない。
成長は、まず己の未熟の自覚からはじまる。
この10の問いは適当に抽出したものであり、
この10要素をマスターすればマスターしたことになる訳ではない。
また、斬新だけでも駄目で、定番との組み合わせも大事だ。
たとえば得意分野は常に斬新、苦手分野は定番、
という組み合わせはとてもよいだろう。
時々逆にしたり、組み合わせを変えてもよい。
そして、これらのアイデア100を出す体力があるなら、
全部やるのもよい。
それはアイデアノートにメモしよう。
それはあなたの財産だ。
そのうちどれかをあとあと再利用するかも知れない。
これらを斬新100として、定番100を出すのもとてもいい。
200のアイデアを一覧できるように並べて、
色んな組み合わせを頭の中で考えていたら、
新作のアイデアに成長するかも知れない。
そしたら考え始めよう。
200から使ったアイデアを消し、
その分補充したりすると、
また新たな組み合わせで新作のアイデアが出ることもあるだろう。
またこの10以外の問いも考え、勝手に答えたりしてみよう。
それがあなたの、独自の見方になってゆくだろう。
鍛えるなんて簡単だ。書き続け、見続けることしかない。
2014年10月18日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック