これがどこにあるかで、話のタイプが変わってくると思う。
冒頭部にある場合。
つかみは上々、人にも伝えやすく、広まりやすい。
が、出落ちで詐欺。
落ちにある場合。
最も感銘を受ける傑作の候補。
しかし、人に伝えにくい。ネタバレになるからだ。
こういうときは、冒頭部か中盤前半にも、
二番目に重用な、人に伝えやすいアイデアが必要。
中盤前半にある場合。
いわゆるお楽しみポイントにアイデアがある場合、
最も人に伝えやすく、広まりやすい。
しかし、前半が面白かったのに後半息切れになる。
中盤後半にある場合。
ここで燃え尽きてクライマックスがネタ切れになりがち。
また、人に伝えにくいから、どうしても隠し持ちになる。
ここワンポイントで勝負することは出来ない。
結局、クライマックスや落ちがマックス素晴らしいアイデアがあり、
冒頭または中盤前半に二番目にいいアイデアがあるものが、
傑作を生むのである。
さて、あなたの物語はどこにオリジナルな、
いいアイデアがある?
理想型になっていないなら、
そこでアイデアを出すように粘ろう。
アイデアが必要なところで平凡だと、
オリジナルではない、つまりよくあるパターン、
と言われる凡作になってしまう。
逆に、オリジナルのいいアイデアが二ヶ所にあれば、
最悪よくあるパターンでもいけないことはない。
2014年10月22日
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