焦点という言葉には様々な意味があるが、
二者以上の人達が集まったもめ事では、
明確なものがなければならない。
そういうものを、日本語では争点という。
争点をはっきりとさせよう。
両者は何をもめているのか。
それぞれの望みは何か。
妥協できるレベルはどこか。
なぜその望みを持つのか。
両者は妥協点を探すのか。
落とし所を見つけようとするのか、
それとも妥協するつもりはないのか。
どうしてもそこに拘る理由は何か。
表面上、その争点であることにして、
真の目的が他にあることもある。
全てのカードをオープンにしない争点もある。
争っているうちに、その隠されたものが暴かれる展開もある。
それは、最初の状況から、途中で変わることもある。
最初はそういう状況だったが、
こういうことが分かったら、
こう判断せざるを得ない、ということもある。
それらが展開となることも多い。
何をもめているのか。何が争点か。
展開の途中で、徐々に詳しく、明らかにしていくのも手だ。
最初にインパクトを与えておいて、
次々に新事実が分かっていくのはよくあるパターンだ。
争点を明らかにしよう。
その争点のディテールを足していこう。
その争点が変わるときがターニングポイントだ。
争点が外的問題で、内的問題を同時に抱えるケースは、
普通にあるだろう。
2014年12月01日
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