2014年12月04日

ペプシ「桃太郎」エピソード2、なんだこれ

(前回までの議論)
桃太郎シリーズは、ガワだけに特化した、脚本と真逆の中身のないものだ。
それはストーリーではない。
しかもオリジナルではなく、パクリだらけのビジュアルである。
クリエイティブの反対語は、イミテイティブである。
(imitationの形容詞形。まがい物、贋作、似せてつくったもの)


さて今回。毒を食らわば皿までだ。パクリ元の指摘から。


トランスフォーマーのパクリ。
(しかも塩の砂漠ネタを雪原に読み替える、ビジュアルは殆ど同じ)
もののけ姫のパクリ。(白い狼に育てられたカット、衣装)
狼のいくつかはフローズン(スキーリフトに取り残される、
ワンシチュエーションホラー)のパクリか?

このあたりを組み合わせれば、似たようなビデオコンテをつくれる筈だ。
狼関連は、「おおかみこども」から組み合わせることが出来ると思う。


ストーリーは「またも出落ち」で、失笑を禁じ得ない。

次に雉も猿もやるだろう。
最後に鬼の出落ちで、決戦する直前で完結するのか?
(そのカットは、北斗の拳のオープニング、
デビルリバースを前にするアングルをパクる筈だと予言する)

episodeZEROなら、商品に落ちていた。
今はepisode2。もはやCMでも何でもない。
似たような失敗作を知っている。
カップヌードルで大友克洋のアニメシリーズをやった、FREEDOMだ。
中身でなくガワで、オリジナルでなくイミテイティブで勝負した、
似た者同士。

さあ、失笑の準備をしよう。
次回作は、「All you need is kill」のどれかのカットがあると、予想してみる。
posted by おおおかとしひこ at 19:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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