2014年12月08日

体全部を賭ける危険

危険を設定せよ。
体が危機になるほうが原始的だ。

今女子の方が元気なのは、恋愛で体を危険に晒しているからかも知れない、
(そして成長して先に大人になっているのかも知れない)
男子が体を危険に晒す機会は減ったと思う。
殴りあいの喧嘩が社会的に認知されにくくなって、
体の危機がなくなり、男子は成長しなくなったのかも知れない。

体の危機は淘汰圧だ。
アドレナリンが全部出るような、体全部を賭ける危険を描こう。
それを乗り越えたとき、自然と変化や成長が訪れる。
リアルでも、物語のなかでも。

逆に今男子のちゃんとした映画をつくるには、
異世界にでも飛ばして、体の危機を作るしかないのかも知れない。
(一方女子は、現実の恋愛だけで体の危険をつくれるのに)
posted by おおおかとしひこ at 09:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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