2014年12月20日

初見の歌

知らないアーティストの、
初見の(耳だから初聞のというべきか)歌を聞いたとき、
本当に気に入る歌は、どんな時だろう。

それは間違いなくサビがいいなと思ったときだ。


前奏が気に入ったとか、途中のフレーズが気に入ったとかは、
多分明日になったら忘れるだろう。
昔はそんなものでもヘビーローテをしたから、
次第に気に入って、やっぱり売れるという仕組みだったが、
今はそんなものは多分売れない。

サビが駄目だと、歌は記憶に残らない。
メロディーやリズムや音色、
歌い方、歌う歌詞のよさ、
そしてテーマ性、
全てが噛み合っていないと、多分いいサビにはならない。
それは狙って出来ることでとあり、
偶然出来る素晴らしいことでもある。

映画に話を持ってくる。

サビに当たるのは、クライマックスだ。
場面の面白さ、緊張度、
絵のすごさ、音楽のよさ、
シチュエーションや光やCGや仕掛け、
芝居の良さ、
そして何よりそのテーマ性(どんなネガティブを、
どんなポジティブへ変えようとする動きか)
が、人の心を打つのである。


歌は、サビだ。
映画は、クライマックスだ。

そこが気に入ったら、リピートしてくれる筈だ。
まずはそこが出来ていないと、話にならない。
お話も歌も、そのクライマックスへ向けて、
何を積み上げどんな流れで入るかを、
考えていくものだ。
posted by おおおかとしひこ at 17:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック