あんなストーリーのないものが、
ストーリーが中心となる映画になるわけがない。
なると思っているとしたら、余程脚本やストーリーのことを知らない、
ずぶの素人だけだ。
(映画なるなる詐欺は今後も続くだろう)
広告界のビジュアルの巨匠、
大貫卓也がやった「Flowers」の悲惨な出来を見れば分かるだろうが。
どこにもストーリーの欠片もない、
ペラッペラなファッション映像だったではないか。
最初の二本で3億、という噂を聞いた。
尺は3分。2時間としたら、40倍の120億あれば、
あのビジュアルクオリティのまま最後まで行ける。
予算がそれ以下なら、どこかあれよりクオリティの低い場面が出てくるだろう。
あれよりクオリティを高くしなければならない戦闘シーンをやるとしたら、
その分どこかの場面が、更にクオリティが低くなるだろう。
120億製作費のリクープラインは、3倍の興行成績360億。
Flowersは、たしか製作費に10億以上かけたんだっけ。
10億かけられる映画なんて今殆どない。
120億かけられる映画なんて、言うまでもないよね。
そして120億かけたとしても、
Flowersと同じ、ストーリーがうんこになるのは目に見えている。
それでもビジュアルが良ければ見るって?
映画ファイナルファンタジーのときにも、同じこと言ってなかった?
ビジュアルがスーパーいいのに話が面白くない、
桃太郎CMの元ネタ、ターセムの「落下の王国」を見てごらん。
ビジュアルだけの映画なんて意味がないことに気づくと思うよ。
もっと極端な例を。
「ゼラチンシルバーラブ」って取っておきのくそ映画があるぜ。
お前ら、喉元過ぎて熱さ忘れちまったのかい?
キャシャーンもう一回見るかい?
2014年12月24日
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