第一ターニングポイント、第二ターニングポイントを見つけるコツ。
センタークエスチョンから考える王道の方法は前記事で紹介した。
別の考え方。
最初の事件解決の鍵と、
最後の事件解決の鍵を、考えるとよい。
本格的な事件解決の入り口として、
最初の鍵を示されることがある。
これまで予兆ばかりや隠されていたものが、
主人公がはじめて尻尾を掴み、
これからそれを追って行く、というようなシーンだ。
そこから二転三転あり、
いよいよ最後の鍵が出てきた(あるいは解けた)が、
第二ターニングポイントになるのである。
つまり、この二つは対になっている。
事件解決の入り口と出口としてだ。
鍵は、キーになるものならなんでもよく、
ビジュアル的なイコンを含むものが分かりやすいだろう。
小さなアイテムの場合もあるし、
人物やシチュエーションもあるかも知れない。
どこが本格的な最初の鍵が確定するところか、
どこが最後の鍵にたどり着いたところか、
それを抽出してみると、
それが第一ターニングポイント、第二ターニングポイントになっている確率が高いと思う。
逆にそうなっていないのなら、
そうしてみることによって、
センタークエスチョンと大ターニングポイントとの関係がスッキリする可能性がある。
2015年01月29日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック