2015年01月31日

頭のいい人と悪い人の違い

ポイントを抽出して、そこを外さないのが頭のいい人。
ポイントが分からず、
全部ベタでやる人が頭の悪い人。

頭の悪い人は、だから息が切れ、全体が見えない。
全体が見えないから、ポイントが分からない。
ポイントが分からないから、
力の入れ所が分からず、全部に力を入れる。
待っているのは疲労死である。

何がポイントになるか、どこで力を使えばいいか。
どこを外さなければ当たりか。
トータルでどの程度その力が必要か。
先に全体を見てから、今をその部分として考える。

地図を読む力はそれに比例している。
構成は地図だ。
今ここに新たな作品をつくるのも、地図を見る力だ。
それが見えてない奴は、見えてる奴の足を引っ張っている。
最近頭の悪い人ばかりで疲れる。
そういう人ほど、何故だかデジタルツールを信じている。
デジタルを制御するアナログ、という大きな構造が多分見えてないのだろう。

脚本は個人作業であるが、プロの世界では共同作業でもある。
相手が地図を見る頭のよさがあるかどうかを、
探り探りいこう。
posted by おおおかとしひこ at 15:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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