都会に住んでいると分からなくなるが、
日本は四季の国である。
京都に住むと分かるが、週に一回はどこかの寺でなにかやっている。
それは季節の行事である。
季節が人の生き方に関係するのは、この星に住む生物として当然だ。
わかりやすく、夏の物語などを書いてみるのは勉強になる。
春の引越しや新スタートの物語。
秋の心にしみる物語。
冬から雪解けにいたる物語。
そんなものをベースに物語を書けると、
ビジュアル的にも美しい物語が書けると思う。
冬のソナタとか、昔は冬にまつわる名作が多かった気がするけど、
ヒートアイランドで雪が積もりにくくなっているのかね。
季節の変わり目などに、俳句を詠むのもおすすめ。
その時しかないなんだか不思議な気分を、
なにかに使うことが出来るようになるだろう。
僕はよく夕方や朝焼けを物語の重要なシーンに持ってくることがある。
普通とは違う、境目の時間帯は、人の心に何か特別なものを持ってくるのだと思う。
雨の日、曇りの日、嵐の日、雪の日。晴れの日。
それぞれの天気で、人が同じリアクションや行動や気分のわけがない。
気分にあわせた、天気、時間帯、季節を使いこなして、
人の気分を絵的に描いていこう。
シナリオの柱に、ただそれは書かれるだけかも知れないが、
作者にとって、全体のムードは、作品にとって重要な通奏低音だ。
たとえば「四月物語」の全体に気恥ずかしい、初々しい感じは、
四月特有のものである。それをとじこめたあの映画は、素晴らしい。
人は生まれ月の物語が得意だとも言う。
とりあえず、好きな季節の物語を書いてみてはどうだろう。
人の性格分析で述べたように、
苦手な季節のものも書いてみよう。
ビギナーズラックが起こるかもしれない。
2015年02月01日
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