2015年02月01日

季節を意識しよう

都会に住んでいると分からなくなるが、
日本は四季の国である。
京都に住むと分かるが、週に一回はどこかの寺でなにかやっている。
それは季節の行事である。

季節が人の生き方に関係するのは、この星に住む生物として当然だ。
わかりやすく、夏の物語などを書いてみるのは勉強になる。


春の引越しや新スタートの物語。
秋の心にしみる物語。
冬から雪解けにいたる物語。

そんなものをベースに物語を書けると、
ビジュアル的にも美しい物語が書けると思う。
冬のソナタとか、昔は冬にまつわる名作が多かった気がするけど、
ヒートアイランドで雪が積もりにくくなっているのかね。

季節の変わり目などに、俳句を詠むのもおすすめ。
その時しかないなんだか不思議な気分を、
なにかに使うことが出来るようになるだろう。

僕はよく夕方や朝焼けを物語の重要なシーンに持ってくることがある。
普通とは違う、境目の時間帯は、人の心に何か特別なものを持ってくるのだと思う。


雨の日、曇りの日、嵐の日、雪の日。晴れの日。
それぞれの天気で、人が同じリアクションや行動や気分のわけがない。
気分にあわせた、天気、時間帯、季節を使いこなして、
人の気分を絵的に描いていこう。

シナリオの柱に、ただそれは書かれるだけかも知れないが、
作者にとって、全体のムードは、作品にとって重要な通奏低音だ。

たとえば「四月物語」の全体に気恥ずかしい、初々しい感じは、
四月特有のものである。それをとじこめたあの映画は、素晴らしい。
人は生まれ月の物語が得意だとも言う。

とりあえず、好きな季節の物語を書いてみてはどうだろう。
人の性格分析で述べたように、
苦手な季節のものも書いてみよう。
ビギナーズラックが起こるかもしれない。
posted by おおおかとしひこ at 20:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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