ごめんなさい。色々調べたら、エチュードに関して誤解があったようです。
特に日本の演劇界では、二種類のエチュードが混乱して使われているようです。
1. 即興で物語をつくっていくこと。スジナシ的な。
2. 台本に書かれていない、そのキャラクターの場面(例:昼休み)を、
そのキャラクターになりきったまま、アドリブで会話を進めること。
役者にとっては、2.が重要だと思います。役への理解がすすむからです。
僕は、役者にも脚本家的な能力が必要だと思う考えなので、1.も否定しません。
2.はとくに、役者の初心者に有効な手段だと思います。
ということで、僕にとって、白紙に向かって話を書いていくことは、
2.をやりながら1.を同時進行させることです。
僕が昔書いた「喫茶店のメソッド」
(話の進行に詰まったとき、登場人物「全員」を架空の喫茶店に集めておしゃべりさせると、
次の展開へのヒントが出るかも知れないメソッド)
は、2.をやりながら1.への糸口をつかむやり方ですね。
2015年02月23日
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