一応風魔ネタとして触れておくか。
ついにアレグラ、紫炎じゃなくなってしまったね。
毎年ひそかに、見るたびに紫炎と呟いていたのだが。
原作の紫炎ファンには申し訳ないことをしたと思うけど、
どこかでインパクトがないと、と思ったので。
見た目のインパクト→不知火、紫炎で前半の色物、
(白虎は潜入があるので、地味に。あと敵討ちのドラマもあるし)
後半に妖水を入れて後ろにずっと色物がいることで、
前景(雷電、闇鬼、黒獅子、陽炎)と区別がつきやすくするような配慮。
風魔がなるべく原作に似た人材を投入したので、
オーディション的手駒が尽きたのと、
似てるか似てないかよりこいつは面白いというのを優先し、
色物に仕立て上げたというのもある。
丸山は声がいいから、ヅラにしても持つ計算。
色物がいなければ、誰が誰か、区別がつくのは後半になってたと思う。
そうすると、よく分からない話になっちゃうのよね。
ヒールのほうがベビーフェイスよりも実力が必要なのは、
どこの興行でもおなじですよ。
演劇でもプロレスでもサーカスでもね。
ベビーフェイスのドラマに集中させる、色物は伝統的やり方だと思います。
敵が「あやし」だからこそ身内が結束することに感情移入しやすくなる。
原作の紫炎ファンには誠に申し訳ないが、
ドラマ的には大正解なのですよ。
実は原作でも夜叉八将軍は色物テクニックを使ってるんだよね。
それは黒塗りの顔。
黒塗り(または活躍回までシルエット)なら、
紫炎は色物にならなかったかも知れないが、
似てない人と一生言われただけかも知れない。
2015年03月05日
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