流れって何か、いつも上手く言えない。
流れが悪いとき、それだけは自覚出来る。
流れがいいときは嘘みたいに流れる。
流れとは、どこかからどこかへ流れる、
という観点から。
ある場所からある場所への流れ。
その移動はなんの為かチェックしよう。
その目的が流れの基礎だ。
ある気持ちからある気持ちへの流れ。
固定観念が変わったとか、
嘘がばれたとか、
信頼が裏切られたとか、
それは気持ちのターニングポイントのようなものだ。
自然に変化したり、劇的に曲がったりするだろう。
その前後の気持ちを事前にプロットで組んでいるのなら、
そのように気持ちの流れを書けばよい。
計画していないなら、計画してみるとよい。
この前の気持ちは何で、最後にどんな気持ちになっているか。
理屈の流れ。
こういう理由だからこうだ、
ある一連の理屈のいまこのへん、
などだ。
その理屈は論理的か?
そんなわけないやん、ならば、流れない。
今分かっていることはこれだけで、
これが分かれば解ける筈、という逆算や消去法の流れもある。
今、「何から」「何へ」の流れかを、
わからなくなったらチェックしてみよう。
また、流れは複数同時に重なることもある。
あることの何かが、別の流れに影響することもある。
別々の流れが同時に解決することもある(そしてそれは気持ちいい)。
急に今なんの流れか、分からなくなることは、
まれによくある。
そのときは、何から何への流れか、流れはいくつあるかを、確認しよう。
少なくとも登場人物につき一本、
主人公には二本以上、流れはあるはずだ。
皆がいる事態の流れも、重なりあう何かかも知れない。
それをチェックすれば、
一本ぐらいは流れを流れさせることが出来るだろう。
流れさえすれば、あとは動きながら考えればよい。
あるいは、もう終わったと思われた流れの再利用が、
伏線や天丼の素になるかも知れない。
2015年03月14日
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