2015年03月19日

酷い広告を見た2

「十月十日の進化論」の宣伝の話、つづきがあった。
公式を最後まで読んでなかった。

偏屈な昆虫学者が?その妄想を新進気鋭のアニメーターで?
プロナチュラリスト監修?
主人公には人には言えない秘密が?

ちょっと待ってよ。ちっともポスターに書いてないじゃん。
「偏屈な女昆虫学者の、妊娠奮戦記」と纏めていいんじゃないの?
「昆虫の交尾には慣れてますが、
人類の妊娠は初めてです」
みたいなキャッチコピーでいいんじゃないの?

(そもそもさ、哺乳類までの進化を子宮の中でやるわけでさ、
宇宙から来たと冗談で言われる別系統の進化の虫は、
子宮の中でやらないよね?どういうことや?)

なんなんやWOWOW。絞りきってないやんか。
「昆虫推しは受けない」という判断が働いたのか?
だったら前の記事のような、ヒューマンドラマへの誤誘導をちゃんとすべきでしょ。
はらたってきた。ダメにも程がある。関係者各位の報われないこと。

宣伝部が絞りきれてないか、
作品が絞りきれてないかは、作品を見るしかないが。
まさか炎上マーケティングちゃうやろな。
posted by おおおかとしひこ at 12:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック