2015年03月20日

理想の序盤は、雪だるま

ガツンとかます必要はない。

最初になにかが引っかかる。
それが徐々に徐々に膨れ上がってゆく。
最初はたいしたことないや、と思っていたら、
それは無視できないほどに大きくなり、
引き返せないほど巨大になっている。

これをどうにかしない限り、どうしようもない事態だ。

主に、不安の状態のことを言っている。

もちろんこれまでに、主人公のいる日常世界のこと、
伏線などが設定されていなければならない。


理想は雪だるま。
最初の染みのような一点がなにかを、よくよく考えよう。
posted by おおおかとしひこ at 22:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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