このように考えると、
ダメな映画はこういうことだと、あぶり出される。
問題が詰まらないのは詰まらない。
問題がよく分からない。
そもそもその問題に興味を持てない。
「その解決をしようとする主人公」に興味が持てない。
(必ずしも共感しなくていい。興味のレベルで良い)
主人公が、自らの問題として引き受けていない。
(巻き込まれや他人頼りのまま。最初はそうでもよいが、
一幕が終わる頃には、自分で問題を引き受けなければならない)
アイデアと実行が詰まらないのは詰まらない。
問題の解決に対する、自分なりの考えがない。
自分から実行しない。
アイデアが分からない。そもそもそのアイデアが詰まらない。
実行してない。
実行して即解決してしまう。(他はダラダラしてるということ)
アイデアと実行が、一個しかない。
次々に更新していく面白さがない。
(あれがダメならこれならどうだ、とか、
あれがこう変わってしまったとかの面白さ)
変化が詰まらないのは詰まらない。
変化せずにもとに戻っただけ(時間の無駄)。
変化が不自然。
変化が小さすぎて、肩透かし。
納得のいかない変化。
これら全てが面白かったとしても、
なお詰まらない映画はある。
しかし、駄目をあぶり出すこと、
リライトすべき原因を探ることには、役に立つような気がする。
2015年04月02日
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