試しに、そういう話を書いてみよう。
5分もので十分だ。
例えば悪の組織の戦闘員が主役でもいい。
忍の者でもいい。
普通のサラリーマンでもいい。
とにかく、やらなければならないことがあって、
失敗は死だと分かっていることをやらせてみよう。
驚くほど、追い詰められた人間は、
色々足掻くことが分かるだろう。
時々、作者もそのプレッシャーに耐えられなくなるものだ。
例えば漫画「カイジ」は、それの連続だ。
ギリギリまで追い詰められた人たちの、
ギリギリの芸を描き続けている。
ある種の脳内麻薬中毒かも知れない。エンドルフィン?
第一部、エスポワール号の、綱渡りの所は最高だ。
あのシーンがカイジのコンセプトそのものだ。
失敗は死。ギャンブルのギリギリを描く。
そのあがき。奇想天外な解決。
そのすべては、「失敗は死」から生まれていることに気づこう。
失敗は死。
デスゲームの必要はない。
なんでもいい。
そのミッションクリアを描くことを、
習作として試しにやってみよう。
そのままデスゲームものを書き続けてもいいし、
別ジャンルにその感覚を応用してもいい。
2015年04月15日
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