難しい問題だ。
作風が確立したほうが、クリエイターとしてのキャラが立ち、
覚えてもらいやすくなる。
しかしそれは飽きられたら捨てられるということと表裏一体だ。
ある特定の技が強い人は、それ以外のシチュエーションに弱い。
本当の達人は、全ての技を居着きなしに自在に使える人だ。
固着を捨てることが自在への道だ、
ということは武術の世界の真実である。
これが作劇にも通ずるかは分からないが、
作風云々より、まず面白いものを作ることに、
注力すべきなのではないかと考えている。
俺っぽい話、俺っぽい展開、俺っぽいキャラ、俺っぽいテーマ。
そういうことを言われたら負けかも知れないし、
短期的には勝ちかも知れない。
2015年04月17日
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