日本一有名な天狗、鞍馬天狗に会いに、鞍馬山に登ってきます。
昨日は大田神社から上加茂、深泥池と、
京都がかつて巨大な沼だったときの、「岬」の残る場所に行ってきました。
つまり、秦氏(と親戚の加茂氏、役氏)が最初にいたところ。
地形を見ると、上加茂、大田の沢、深泥池、宝ヶ池、
松ヶ崎、鞍馬山はひとつの海岸線のようですね。
京都に住んでた頃以来、松ヶ崎という地名を思い出し、
鞍馬山の古名を松尾山というのを、昨日知りました。
松ヶ崎はその岬ということですわ。
当然松尾は、松尾大社関連の山。松に対しての崎と尾なわけですよ。
さあ秦氏の航跡が、繋がってきました。
ついでに我ら京大生御用達の下鴨神社も、崎の位置にあるんだよなあ。
(神社が岬の位置にあるのは、有名だよね?)
上加茂の本来の名は別雷、鞍馬の火祭り、鞍馬光教、
雷と火の神様と秦氏が、繋がってきましたよ。
(ついでに昨日聖護院と熊野神社には詣でて、
修験道当山派の聖地は見てきた。
熊野神社にはヤタガラスの紋がちゃんとありました)
鞍馬山にはかつて二度ほど僧正殿までは登ったのですが、
今回は奥の院魔王殿まで行こうと思います。
そこから貴船が回れるらしいので、ハイキングしてきます。
鉱山の指標植物、ヘビノネゴザの分布に気をつけながらね。
元々鞍馬山は岩盤露出が多いので、すぐ見つかると思います。
あとは修験道と秦氏の関係さえ掴めれば、
天狗の正体がほぼ明らかになるのになあ。
暇だったら熊野大社と天河神社と、六甲修験も回りてえ。
(ここだけの話、風魔も関係するんですよ!)
突然古代史ミステリーになってすいません。
天狗ってなんだ、ってのをもう三年ぐらい調べてて、
ようやくわかってきたのです。
「てんぐ探偵」の作中に利用するか、別の本に書くかは、決めかねてます。
2015年05月10日
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