2015年05月10日

【てんぐニュース】京都なう

日本一有名な天狗、鞍馬天狗に会いに、鞍馬山に登ってきます。

昨日は大田神社から上加茂、深泥池と、
京都がかつて巨大な沼だったときの、「岬」の残る場所に行ってきました。
つまり、秦氏(と親戚の加茂氏、役氏)が最初にいたところ。
地形を見ると、上加茂、大田の沢、深泥池、宝ヶ池、
松ヶ崎、鞍馬山はひとつの海岸線のようですね。
京都に住んでた頃以来、松ヶ崎という地名を思い出し、
鞍馬山の古名を松尾山というのを、昨日知りました。
松ヶ崎はその岬ということですわ。
当然松尾は、松尾大社関連の山。松に対しての崎と尾なわけですよ。
さあ秦氏の航跡が、繋がってきました。
ついでに我ら京大生御用達の下鴨神社も、崎の位置にあるんだよなあ。
(神社が岬の位置にあるのは、有名だよね?)

上加茂の本来の名は別雷、鞍馬の火祭り、鞍馬光教、
雷と火の神様と秦氏が、繋がってきましたよ。
(ついでに昨日聖護院と熊野神社には詣でて、
修験道当山派の聖地は見てきた。
熊野神社にはヤタガラスの紋がちゃんとありました)

鞍馬山にはかつて二度ほど僧正殿までは登ったのですが、
今回は奥の院魔王殿まで行こうと思います。
そこから貴船が回れるらしいので、ハイキングしてきます。
鉱山の指標植物、ヘビノネゴザの分布に気をつけながらね。
元々鞍馬山は岩盤露出が多いので、すぐ見つかると思います。

あとは修験道と秦氏の関係さえ掴めれば、
天狗の正体がほぼ明らかになるのになあ。
暇だったら熊野大社と天河神社と、六甲修験も回りてえ。
(ここだけの話、風魔も関係するんですよ!)

突然古代史ミステリーになってすいません。
天狗ってなんだ、ってのをもう三年ぐらい調べてて、
ようやくわかってきたのです。

「てんぐ探偵」の作中に利用するか、別の本に書くかは、決めかねてます。
posted by おおおかとしひこ at 10:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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