2015年05月26日

「逆」のドリル

逆は、面白い物語にはつきものだ。


普段は弱気なのだが切れると手がつけられない、
ツンツンしてるくせに好きな人の前だけデレる、
絶体絶命のピンチがチャンスに変わる、
最も犯人らしくない人が、真犯人だった、
偽者だったはずが本物より凄くなる、
最弱チームが優勝クラスに、
世界を救うのは、誰よりも嫌われたやつ、
警官が犯人、
などなど、
逆の要素を取り入れることが、
面白い話のスパイスやアクセルになる。

ポルノスターが映画スターに(シルベスタースタローンの人生)、
日本人の祖先は実はユダヤ人だった!(トンデモ説か?本当か?)、
免許ないのにフェラーリを買う(知り合いの実話)、
リズム感のない黒人、
など、現実にも逆の面白さを持ったものが沢山ある。


逆のドリル。

キャラ設定、世界設定、物語の構造、伏線、小道具、台詞、
なんでもいいから、
逆の要素を持つ面白そうなものを、100個考えよ。

逆の要素とは、「AなのだがB」があること。
AとBは、普段の詰まらない日常では起こらない、
異質な組み合わせまたは真逆の組み合わせ。


これが終わったら、
そのうちいくつかは面白くなるから、
それをネタにしてプロットを考えるとよい。
とりあえず100個、吐き出してみよ。
posted by おおおかとしひこ at 23:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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