これらは多分脳の同じところから出てきていない。
別々の所から生まれている。
点を思いつくとは、
一場面を思いつくこと。
面白いシチュエーションとか、
一発ギャグとか、
面白い設定とか、
見たこともないビジュアルとか、
一点の強い感情とか、
これから何か起こりそうな感じとか、
こういうのはどうだ、というアイデアとかだ。
頭の切れが大事だ。
咄嗟に人を笑わせるとか感心させるとかの、
頭の回転がいる。
これは多分、年とともに落ちてくる。
世の中の沢山のアイデアを知ってしまい、
どれにも似てないアイデアを出すまで納得出来ないからだろう。
線を思いつくとは、止まらない流れが出てくること。
展開とか、前提と結末とか、構成とか。
焦点とターニングポイントとか。
どんでん返しとか伏線とか。
こういう流れからのこれ、とか。
あることとあることの時間的対比とか。
こう来たからこう、とか。
こういう流れからのまさかのこれ、とか。
ミスリードとか。
落ちとか。
こういう流れと落ちならこういうテーマになるとか。
こういテーマならこういう流れと落ちにすればいい、とか。
省略とか。じっくり描くとか。
テンポとか。
相手(観客)の反応を見ながら調整する力とか。
勿論、流れは点から生まれる。
いくつかの点を思いつき、流れをつくるのである。
これは年とともに増えていく気がする。
色んな流れをリアルに経験し、
つくりごとでないパターンを持ってこれるからだろう。
これら二つの能力は、
脳の違う部分を使っているような気がする。
両方鍛えるといい。
2015年06月11日
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