2015年06月28日

書く前に失敗するパターンは分かる

さあ書こう。
ちょっと待って、これ失敗するパターンやで、
と長年の経験から分かるものがある。

いくつかを挙げてみよう。


冒頭しか決まってないパターン。
主人公の目的がはっきりしてないパターン。
クライマックスが決まってないパターン。
解決の仕方(カタルシス)が決まってないパターン。
主人公を好きになる具体的なエピソードがないパターン。
敵はいるが、具体的なバトル方法が決まってないパターン。
落ちが決まってないパターン。
途中の展開が思いついてないパターン。
キャラの個性が決まってないパターン。
感情移入の導入が決まってないパターン。
イコンになる絵がひとつもなさそうなパターン。
異常なシチュエーションがなく、普通のシチュエーションしか思いついてないパターン。
主人公の周りに、助けになる人がいるかどうか考えてないパターン。


このどれかに当てはまっているのから、
書きはじめても無駄である。
必ず途中で挫折するか、
完成しても詰まらないものになるだろう。

逆に。
これだけのものを事前に準備しないと、
最後まで書けないということ。


むっ、これは失敗するパターンだぞ。
そのように頭の中の警報が鳴ったら、
何が足りてないのかを、確認しよう。
posted by おおおかとしひこ at 14:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック