勢いがある時は、やめどきが難しい。
今乗りに乗ってて、普段では書けないようなものもばんばんいけて、
普段の遅れを取り戻せるのではないかというぐらいの勢いの時。
なるべくこの調子で書き倒して、できるだけ遠くへいきたい、
その気持ちはわかる。
いつ筆を置いて今日のぶんを終わりにするかは難しい。
今日エネルギーを使い尽くして、
明日書けなくなるのではという恐怖も先立つ。
またスランプ地獄が待ってるぐらいなら、無理をしてでも最後まで書けないだろうか、
と夢想するのもわかる。
今日の執筆のやめ時はいつか。
ちょっと疲れてきたな、と思ったら、
プロットを見るとよい。
この先、またエネルギーをためなきゃ書けない山があるなら、
今日はキリのいいところでやめよう。
ヤマはなくこの勢いでラストまでいけるなら、この勢いで書ききろう。
すべては全体の計画の中での、力の使いどころだ。
今日の執筆はすごく筆が走った。
前からやりたかったパートであり、○○と○○の対決が書けた。
絵も音も、匂いすらも浮かぶ執筆だった。
しかしこのあと本題のクライマックスがあり、
余力はあるが、そのクライマックスを書ききるには残りエネルギーが足りない、
と判断し、本日5000字ぐらいの分量で終了した。
明日、本題を書くために、今から力をためることにする。
プロットができていると、そういう計算も出来る。
プロットがないなら、行き当たりばったりで、
力をいつ使い切るかのメドも立たない。
僕は明日力を使い切るつもりで、今日は閉店。
いいところでつづく、になった読者の気分だ。
これから明日の昼の執筆再開まで、ゆっくり夢想をすることにする。
その妄想時間が、明日の執筆を豊かにするだろう。
2015年07月04日
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