これを考えることが、
ストーリーをつくる上で、最初にやるべきことではないか?
山とは、緊張や危険を伴い、
覆せない決定に至るポイントだと思う。
ラストに一番大きな山が来るとして、
そこに至るまでにどんな小山、中山を配置するかが、
ストーリーの設計ではないだろうか。
そこでどんなことをするのか、
何故そんなことをするのか、
他に選択肢がなくそれをするのは何故か、
そのようなことをつまびらかにしよう。
出来れば山どうしも、連関で繋がれるべきである。
僕は、最低15分に一回山があるべき、としている。
人間の集中力は15分単位という経験則をもとにしている。
二時間きっかりなら、
大山1、中小あわせた山7、計8は最低必要だろう。
山で何が起こるか。
山で何をするのか。
何故それをするのか。
山を一覧し、それらを一覧できる表をつくることは、
ストーリーを俯瞰するのに有効である。
まずその山の配置、並び替え、入れ替え、増減から、
ストーリーをつくるべきではないか?
昨日、突然全くの新作のアイデアが出た。
今山の配置をしはじめているところで、
まだキャラクターに入りきれていない。
その山をつくることがまず楽しい。
これはいい傾向だ。
ストーリーが書けない人は、
いくつ、どんな山を書こうとしているのか、
一覧できる(プロット未満の)ものを書いてみよう。
ある山が何故起こるのか、説明しよう。
その結果どうなるかも、決めよう。
次の山がその結果からどう起こるのかを決めよう。
同じことをやり、
山を全て繋ごう。
それが構成の、最初の完成だ。
2015年07月07日
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