2015年07月15日

5分シナリオの書き方4:コツは、Vの字

天空剣Vの字斬りは、ボルテスVだ。
あのイメージが分かりやすいね。(おっさんしかわからんネタ)


とある日常から、異常世界に突っ込んで、
また日常世界に帰ってくるイメージだ。

家→はじめて行くところ→家を想像しよう。
故郷→外国→故郷でもいい。
自分のクラス→知らないクラス→自分のクラスでもいい。
昔ながらの理論では、
よく、村→洞窟の奥→村にたとえられる。
ドラゴン退治だね。

親しくて安心出来る場所から、
危険な場所へ向かうこと。
そこで何かを解決して、
また元の日常へ戻ってくること。

往路と復路でもいい。
地球→イスカンダル→地球でもいい。(また例えが古い)
海上→深海→海上でもいい。


物語とは、
安心から危険へ向かう、沈んで行く過程と、
絶体絶命から解決して平和に戻る、浮上する過程の、
ふたつがある。

空間を横に移動して、
深みに入ってまた戻ってくるから、
2軸の運動で、Vの字だ。

ボルテスVを検索してもいいよ。

これは、5つのポイントがある。

平和→下り坂への転落ポイント、
危険へどんどん向かう下り坂、
どん底から上昇へ転じる瞬間、
ぐいぐい上昇する(大抵ここで解決)、
平和に戻るポイント(解決のあと、ラストシーンがここ)。


この5点をどういう話にするかを考えるといい。
1点1枚に対応?
違う。

展開はどんどん早くなる。
旅は、行きより帰りが早く感じる。
逆に言うと、行きがほとんどだ。
真ん中の点は3ページ目ではなく、
4ページ目、下手したら5ページ目かもね。


この5点を意識して、
話がVの字を描くように、展開を考えるといいよ。
posted by おおおかとしひこ at 21:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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