2015年07月20日

極論:構成とは、分数のこと

ややこしいことを考えずにズバリと言えば、
構成とは、
何分のブロックで何をするかのリストだ。


分のブロックで話をつくること。
これが構成だ。

三幕構成とは、
30分、60分、30分で、
一幕、二幕、三幕をやる、
ということだ。

僕のいう短編の序破急とは、
全尺を2:2:1に分割してブロックにせよ、
ということだ。

3分、5分、7分のブロックで何をするか。
1分、2分のブロックで何をするか。
15分、20分のブロックで何をするか。

その分数と内容の組み合わせが、
構成だ。


構成を勉強するには、
ひとつになっているものを、
ブロック分けするところからはじめる。

三幕にまず分ける。
それから、小ブロックに分けていく。
どんな内容のひとまとまりに、
何分かけているかを見ていく。
その小ブロックの最小単位が、シーンだ。

色んな映画の色んなブロック分けのパターンを研究しよう。
ある程度数を見れば、
よくあるパターンが分かってくる。
これが構成を理解し始めているということだ。

そのパターンで話を書けば、同じグルーヴがやって来る。
構成とはそういうことだ。
posted by おおおかとしひこ at 13:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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