ひとつのチェック法だ。
最初の第一稿を書いているときも、
リライトの時にも使えるやり方である。
何ブロックに分かれているかは話によるので、
一概に3とか7とか言えないが、
とにかく自分が思う、全体の話のブロック分けをしてみてから、
最後の一行(または2、3行)だけを取り出して、
並べてみる方法論である。
よい進行ならば、
必ず、ストーリーの進行を表す、
または匂わせるようなブロック終わりになっている。
それだけを見ても、
ストーリーの進行度合いがわかるはずだ。
良くない進行ならば、
ストーリーの進行度合いが停滞していたり、
段階的にテンポよくなっていないはずである。
仮に、12345と五段階に進む話だとすれば、
5ブロックの終わりは、
必ず、
1から2への橋渡し、
2から3への橋渡し、
3から4への橋渡し、
4から5への橋渡しで終わっているはずだ。
橋渡しになっていないブロックには、欠陥があると思ったほうがいい。
各ブロックが、全尺の五等分のページ数であるとは限らない。
また、各ブロックの終わりが、
五段階の五等分終わりとも限らない。
等分で進む進行をイメージしよう。
それに比べ、ブロックのページ数がどんどん短くなっていくのなら、
物事は加速的に進展する話であるということだ。
つまり、怒濤の展開である。
逆に、ブロックのページ数がどんどん増えていけば、
進展はゆっくりになる。
たるくなってくる、
あるいは、進行よりも、深い描写重視になっていく話かも知れない。
(特にクライマックスは、進行よりも大立ち回りとかの、
描写を楽しむパートでもあるし)
あるいは、仮にブロックのページ数が等分だとする。
各ブロックが12345と進まず、
0.2、0.5、1.5、3、5と進めば、加速的な展開であり、
1、3、4、4.5、5と進めば、怒濤の序盤からの、
じっくりした展開の話だということだ。
ページ数と、全体の進行度合いのどこまで進展させるか、
という計画で、テンポは決まるのである。
その全体の進行度合いを見るために、
ブロックのラストの一行を並べてみるのである。
ああ、ここではここまで進展するのだな、
ということが可視化できるのだ。
さて、これを見ながら、
あなたは全体のテンポをコントロール出来る。
どこかのページ数を減らしたり、もっと先まで進めることで、
進行のテンポを上げられる。
ページ数を増やしたり、もっと手前でブロックを終わらせることで、
進行のテンポを落とせる。
あなたが、等分で進む感覚を保っていられることが前提だが、
それに比べて、
どこでテンポを上げて、どこでテンポを落としてじっくりいくかを、
あなたは指揮者のように見ることが可能だ。
遅いな、と思ったらテンポを上げてサクサク進め、
速いな、と思ったらテンポを下げてじっくり行けばいい。
勿論、ブロックのラストの一行と、
ブロックのページ数(分数)はペアである。
ブロックのラストの一行、及びページ数の表をつくろう。
それは台詞だろうか、ト書きだろうか。
どちらでもいい。
総ブロック分の行のリストが出来る。
それはいいテンポか?
悪いテンポなら、そこを書き直していこう。
2015年09月09日
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