以下のようなことを使って、
リライトをしてみよう。
良くないのは分かるが、
どう直していいか分からないのは、
以下のような手段をマスターしていない可能性がある。
何かを知るタイミングを、上げる/下げる
(すぐに知って、その後の対処をじっくり描く
/知らないままの時間を長くする)
誰かの登場のタイミングを、上げる/下げる
あとにある場面でやることを、今の場面でやる/
今の場面でやることを、あとの場面まで取っておく
観客は知っているが登場人物は知らない時間を、
伸ばす/縮める
あることとあることの順番を逆にする
ある場所を別の場所にする
(そのことで、別の場所ありきになることで、
上の事に影響があることがある)
全体の起伏のリズムを変える
事件の因果関係を変える
ある人物を、そこの場面に登場させる/出演場面を削る
登場人物を減らす/増やす
ストーリー展開を減らす/増やす
登場人物を別の登場人物にする
テーマを別のものにする
物事の語る順番を変える
(例えば事件が終わったあとの回想形式、
重要な場面からはじめて半年前に戻る、
過去と現在が交錯する、
結果を見せておいて、そこに至るまでを描く)
動機/目的を変更する
変化を別のものにする
変化しない人を変化させる/変化する人を変化させない
登場人物の役割を入れ換える
下の方ほど根本的な改造、
上の方ほど浅い改造かな。
必ずしも比例ではないけれど。
台詞の端々を変えるとか、
ト書きを変えるとかは、表面的な変更だ。
それはリライトには入らない。
2015年09月11日
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