精神論かなあ。たぶん違う。
ぶっ倒れるまでただ考えたり、書いたりした経験はどれぐらいあるか?
締め切り前の徹夜とかではなく、
締め切りがないにも関わらず、
とことん考えるだけ考えて、
白紙の前で気絶していたとか、そういう経験だ。
それは筋トレみたいなもので、
集中力が鍛えられる。
あるいは、あることについてどれくらい広げられるかとか、
どれくらい深く考えられるか、
を鍛える。
ここまでの広さで以前考えられていたなら、
今回はもっと広げて考えるか、
と向上心があるのなら、
必ずそうするからだ。
考えて考えて頭が痛くなって、
低血糖になることは、
我々の仕事では日常だ。
砂糖を取らずに糖分を取るやり方も覚えなくてはならない。
あることについて、
集中して深く広く考えるのには、
限界がある。
しかし、巣潜りみたいに、
徐々に鍛えられて、
同じ時間でも、より深く潜れるようになるものである。
それは、普段からそうしていないと難しい。
僕らの主な仕事場は、
机でもカフェでも原稿用紙でもない。
頭の中である。
ぶっ倒れるまで考えよう。
頭禿げそうになろう。禿げるのは名誉だ。
それは、常に限界まで頭を使っている証拠だ。
構成のし直しとか、
セリフ全部書き直しとか、
頭を物凄い使うことは沢山ある。
そういうときはマジで眠くなる。
ということでお休みなさい。
2015年09月25日
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