前回ではマクロから見たチェックリストだった。
ミクロレベルで見てみよう。
これらの質問に答えられないなら、
その部分があなたの脚本に足りていない。
主人公の変化は、どのようなものか。
最初はどうで、それがどうして変化をしようとして、
どのような紆余曲折を経て、最終的な状態になるのか。
主人公の変化とテーマはどう関係するか。
むしろ、主人公の変化の何が、テーマだろうか。
脇役についても同様の質問をする。
きちんと変化する人物は何人いるか。
脇役についてのテーマ(サブテーマ)と、
作品全体のテーマはどのような関係か?
テーマに関連したもの(部分集合、反論、部分的否定など)か?
テーマとは全く関係ないか?
それぞれの目的を列挙したとき、誰が最もモチベーションが高いか?
主人公でなければならない。
どうして主人公はそこまでモチベーションが高いのか?
何故、その主人公が主人公なのか?
他のキャラを主人公にした場合、何が変わってしまうのか?
主人公の積極的行動はいくつあるか?列挙せよ。
脇役の積極的行動はいくつあるか?列挙せよ。
何が何の伏線となっているか?
伏線とその解消部分のリストをつくること。
主人公の目的は何か?
主人公の人生のテーマは何か?
脇役の目的は何か?
脇役の人生のテーマは何か?(特にない場合はあり得る)
その話はどのような構成か?
三幕構成か?ハコか?起承転結か?序破急か?
それぞれの理論に構成は合っているか?
30分付近、60分付近、90分付近に何が起こっているか列挙せよ。
それは、構成理論の必要条件を満たしているか?
誰が誰に影響を受けるのか?列挙せよ。
誰が誰のことをどう思っているのか?
誰が誰にどう思われていると思っているのか?
複雑な人間関係ならば、列挙せよ。
とりあえず、思いつくまま書いてみた。
また追加するかも知れない。
名作について同様に書き出してみると、勉強になると思うよ。
2015年09月29日
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