書けない人用の強制トレーニング。
登場シーンを書かずに、
その次から書き始めよう。
トップシーンとかオープニングは書かなくていい。
主人公の初期設定も登場シーンも飛ばしていい。
その次から書き始めよう。
つまり、設定は飛ばして、展開から書き始める、
というトレーニングだ。
そうすると、きっとあなたは困るはずだ。
何を書けばいいのだろう?と。
このことで分かることは、あなたは冒頭シーンとか、
登場シーンしか書けないという非情なる事実である。
果たして登場シーンの次はどんなシーンなのか?
登場シーンのあとに来る、本筋とはなんのことか?
それをあなたが分かっていない、
体得していない可能性がある。
名作の、主人公登場シーンの次のシーンはなんだろう。
登場ブロックの次のブロックはどういうシーンだろう。
そこだけに絞って10本見てみよう。
そうすれば、あなたのストーリーの第二シーン、
第二ブロックの、あるべき姿のヒントになると思う。
(あまり上手じゃない脚本ほど、
主人公でない人物にフォーカスを当てがち。
上手な脚本は、主人公にフォーカスしたまま、
第二シーン、ブロックを続ける力がある)
多くの初心者は、
冒頭、オープニング、登場を書いたら力尽きてしまう。
力尽きる前に、本当は何を書けばいいのかを、
知っておくのは悪くない。
登場シーンごときで力を使うべきでないと、分かるだろう。
2015年10月05日
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