2015年10月13日

大岡式ストーリーのテンプレ

何パターンかこれまででも考案しているが、
最新版。


とある人物の内的ストーリー:
変化前と変化後、その変化の瞬間のみっつをつくる。

外的ストーリー:
とある事件が起こり、その解決までの過程をつくる。
主人公による解決のこと。

その解決の瞬間が主人公の変化の瞬間になること。

別の人物の内的ストーリー:
同じくつくること。
主人公並にきちんとつくったものが、
メイン登場人物(敵または恋の相手)、
そこまで綿密でないものは、脇役。


コンフリクト:
外的ストーリーの中で、
登場人物たちは出会い、目的が行き違う。
そこで揉め事になり、
その解決をする。
(主人公の目的は事件の解決および個人的事情の解決だが、
他の人物の目的は、必ずこれと異なる。
物凄く違っててもいいし、微妙に異なっててもいい)


ストーリーとは、これらがどういう順番で、
誰視点で書かれるかということである。
主人公単一視点からだと一人称、
客観的視点からだと三人称。
三人称では、ずっと同じ人物に注目し続けてもいいし、
場面によっては別の人物にフォーカスしていい。
通常、事件を解決する人が主人公であり、
最もフォーカスされる。


お楽しみポイント:
そのストーリーが他と全く違う娯楽要素は何か。
それがその話のオリジナリティー溢れる面白さであり、
二幕前半はそれを見せるパートである。
(例:
ロッキー:世界戦を受諾し、それに備える
ポセイドンアドベンチャー:完全に逆さになった豪華客船からの脱出
ドラマ風魔の小次郎:風魔対夜叉のバトル
てんぐ探偵:心の闇に取り憑かれた人を調べる)

実はこれは、これまでのストーリー要素(変化)と、
全く別の脳の回路を使うところだ。
たとえばキャラの面白さや設定の面白さを楽しむところだ。
恋する話なら、大抵ファーストデートや恋の進展するパートはここになる。

変化の面白さでない、
別の面白さを考え出さなければいけないところだ。

ストーリーの面白さをここと混同しないことだ。
お楽しみポイントの面白さは、
恐らくストーリーでなくても表現できる。

(前に例に出したてんぐ探偵30話「遠野SOS」だと、
変化の面白さは、不安という名前が分からないが、
不安という正体が分かること、という部分だが、
お楽しみポイントの面白さは、妖怪たちがいっぱい出てくる面白さだ)


さて。

これらのテンプレを埋められれば、
面白い話の骨格は出来たと言えるのではないだろうか。


そのとき、その話のテーマ
(この話は本質的には何を言ってるのか)が何になるかを、
主人公の変化から、読み取るべきである。



ここから、ログライン、プロットへ進めばよいのではないかなあ。

ログラインやプロットが上手く組上がらないなら、
このテンプレを埋めることからはじめてはどうだろう。
posted by おおおかとしひこ at 19:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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