2015年10月17日

いいものが売れるとは限らない

不良に抱かれたい女は沢山いる。
いいものが売れるとは限らない。

プロデューサーは、売れるか売れないかが最大の関心事であり、
いいか悪いかは関係ない。
(勿論、良心的な人もいる)
問題は、売れるのは結果論であり、
売れそうという勘に確度はないし、
売れないという勘にも確度がないことだ。

悪いものでも売れるのは、沢山ある。
ごり押しやパワープレイものはそうだ。

悪いものを作って売れないぐらいなら、
いいものを作って清貧でありたいものだ。

悪いものは、ただ食い散らかす。
いいものは、育てる。
短いスパンか長いスパンか。
ただ今は、長いスパンで商売が行われていないらしいことだ。

映画はそろそろヤバイ。
売れるか売れないかばっかりやってきて、
いい悪いの話が出来なくなっている。
食い散らかしたあとには、ペンペン草も生えないぜ。

まあそこはどうでもいい。
あなたはいいものを、作ろう。
いいものである限り、いつか売れるよ。
posted by おおおかとしひこ at 22:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック