あらためるまでもないけれど、
僕は常に沢山の作品を完結させよと言っている。
(その為に5分シナリオ100本を推奨だ)
最後まで書いた本数が、確実に実力に結びつくからだ。
いつか大作を書くからといって、
一ページも書かないうすのろより、
4コママンガを3つ書いたやつのほうが100万倍えらい。
途中まで書いた作品が10本あるやつより、
4コママンガを1つ書いたやつのほうが100万倍えらい。
最後まで完結させた本数、ページ数があなたの実力の目安だ。
エースが撃墜数で呼ばれるのと同じだ。
何度も書くが、原稿用紙で積んだとき、
自分の身長をこえたころ、
プロデビューの実力がついたことになる、という経験則がある。
(CMの世界では段ポール二箱、または一箱没企画)
これは、数を書けない奴を淘汰するためにもある。
数稽古を嫌がる奴は、淘汰されてしかるべきである。
応用力も基礎もない、ちょっと揺らせばすぐに崩れる屋台骨しか、
作ることが出来ないだろう。
それで死ななかった奴だけが、
これからも生き残る実力があると認められる。
生き残れ。
実戦でしか、学ぶ場はない。
反省する場は、完結させたあとにしかない。
反省した数だけ、人は強くなる。
反省せずに言い訳する奴は、弱い。
2015年10月28日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック