僕のような分析力や言論力がない人は、
中身のなさを上手く表現できない。
だから、文句の言い方が分からない。
そうすると、「文句を言う言語」を知っているのは、
見た目への文句の言い方である。
曰く、
キャスティングが合っていない、服がダサい、絵が安い、
音楽がダサい、表記が間違ってる、改変するな、などなどなど。
それを言うことで、
中身が気にくわないことへの不満を晴らすのである。
クレームを文字通りにしか受け取れない馬鹿は、
次の作品も、見た目ばかり気にして、中身のない作品をつくる。
それを見た表現力のない人たちは…以下ループ。
見た目が微妙でも、中身さえ面白ければ、
外見は(いつの間にか)よく見えてくる。
ドラマ「風魔の小次郎」は、それを証明したはずだ。
それは一種の魔法かも知れない。
脚本とは、中身で外見に魔法をかけられるかどうかで、
判断できるかもね。
2015年10月31日
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