2015年11月16日

疑問に答えていく

話がうまい人と下手な人の差はなにか。

うまい人は、話をまず振ったときに、
人々が疑問に思うことがわかる。
その疑問に答えていくように、話を進める。

面白い話は全てミステリーである、という言い方もある。
疑問を与え、その謎解きこそがストーリーであると。

そこまで極端じゃなくてもいい。
ん、ということはこれはこうなの?とか、
それじゃこういう反例があるんじゃない?という疑問に、
優れたストーリーテラーは素早く反応し、
その疑問を氷解させて行く。
だから「分かる」になり、「面白い」になると思う。

どうすればそういう感覚がつくか?
「観客として自分の話を聞くこと」しかないと思うよ。
posted by おおおかとしひこ at 12:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック