2015年11月24日

映画監督の勉強2

ついでに。こういう教養が必要かな。

物語の勉強。小説、演劇、漫画、小噺、怪談など。当然、古今東西の映画。
芝居の勉強。肉体を使う表現。発声、舞踏、バレエや歌も。武術やスポーツも。
写真の勉強。絵画の勉強。書やデザインの勉強。
立体の勉強。建築、彫刻、雑貨などなど。
音楽の勉強。西洋から東洋からクラシックから現代まで。
技術の勉強。そもそもカメラは何故うつるのか、CGは。理系のこと。
服飾やメイクの勉強。流行と歴史的スタイリング。素材のこと。
生きることの知恵みたいなもの。宗教やTIPS、おばあちゃんの知恵とか世間知。
日本の文化の勉強。自国のことはアイデンティティーの一部だという自覚も。



浅く広く、深くマニアックに、
様々な知識をつけて、使いこなそう。
これらの基本は、アスリートにおける基礎トレみたいなものだ。
水泳選手でも陸上トレーニングする、
野球選手でもサッカーがうまい、みたいなことである。
基礎教養として、涼しい顔して使いこなせなければならない。

映画は第七芸術と言われ、
これまでの六芸術(建築、絵画、彫刻、音楽、舞踏、文学。異説あり)
全てを含む芸術と呼ばれた時期もあった。
つまりはそれらに精通しなければ、
使いこなせないのだ。

勿論、得意不得意はあるだろう。
でもデキル映画監督は大体詳しいものだし、
知らなくても一を聞いて十を知るものだ。
要は、知ろうとする好奇心というものだ。

二十歳やそこらじゃ全然足りない。
沢山生きて沢山吸収しないとね。


ついでに。

これに当てはまらない、あなたの専門の知識もつけよう。
(僕はなんだろ。専攻の人工知能とか、中国武術をはじめとする格闘技か。
あと酒とグルメぐらいか)
それがあなたの個性になると思う。
posted by おおおかとしひこ at 14:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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