2015年12月16日

コンセプトを形容詞で書くな

全く新しい物語。
泣ける話ナンバーワン。

形容詞(または広義の形容)で、
コンセプトを語るのはとても簡単だ。

これは人を騙す手段であり、あなたが使うべきではない。


何故なら、○○が△△だったとしたら?
ということと同様、
具体がないからである。

具体を作るのがあなたの仕事だ。

泣けるストーリーをつくるのなら、
具体的なプロットで泣かせることだ。
既に泣かせる話が出来ているなら、
その具体的なログラインで泣けるはずである。

形容をするのは、
具体をまとめる宣伝部の仕事だ。


あなたは一切形容詞を使わずに、
具体的なものの連鎖をつくれ。

具体がないやつに限って、
形容詞を使ってコンセプトを表現しようとするものだ。
posted by おおおかとしひこ at 01:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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