2015年12月25日

どれぐらいの確率で好かれればよいか?

まさか、すべての人に好かれなければ駄目だと思ってないか?
それは無理だ。
人間はいろいろいる。
全員に好かれるのは、単なるファシズムである。

たわむれに少し試算してみよう。


20%の視聴率で支持されるドラマは、
1億2000万の20%、2400万の人に好かれる。

CMはどうだろう。
何回も流れるし、制作者ではなくその企業に矛先が向くから、
企業は(特に今)炎上をおそれる。
好感度が多少上がればよいから、
1/3ぐらいの国民に嫌われなければやっていけるのかな。
ただ、どれくらいモノが売れるかと考えれば、
100万人ぐらい客がいればなんとかなるのかな。モノによるけど。
ざっくり、4000万人の好感度を得て、100万人に好かれればいいと見積もろう。

映画はどうか。
興行収入10億を目安とすると、
56万人が見ればいい。
おっと、ミリオンCDより楽ではないか。
150館の規模上映だと、1館あたり、4週で3700人入れればよいのだ。
(かける1800円で666万。半額劇場が持ってって333万。
月333万の収入で、減価償却ふくめ劇場が運営できればペイする)

日本国民の0.5%を取ればいいんだぜ。
200人に1人が見ればいいんだ。
ドラマの20%や、CMの33%に比べて、映画、楽勝じゃね?
そんなことの為にみんな汲々としてるのかい?
もう少し気楽に考えようじゃないか。

ちなみに10万冊売れればヒット、という小説の世界なら、
0.1%をとればいいんだ。
1000人に1人のファンをつかめばいいんだぜ。
渋谷スクランブルで、1人すれちがうかどうかでいいんだ。


この試算は間違ってるかも知れない。各自で見積もろう。

ちなみにこのブログは、いま、月5000人が見ている。
支持してるかどうかはおいといて、0.005%、2万人に1人が見ている。
たいして多くないけど、ブログとしてはまあまあ多いかもだ。
難病の発生率ぐらいか。

東京ドーム5万6000人を想像して、
そこに自分の支持者が、何%、何人いるかを考えるのは、
悪くない試算だ。
posted by おおおかとしひこ at 20:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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