1000個のマスを塗りつぶす、のがマスターのイメージだとして。
上達する人は、毎日1個を塗りつぶし、
次の日も1個塗りつぶし、
だいぶやったなあ、とある日振り返ると少し上達している。
だいぶやっても、あまり進んでない時があることも知っている。
上達しない人は、
最初の数日やるのだけど、
いっぺんに1000個塗りつぶす方法を模索して、
なさそうだと知ると去ってゆく。
明日いっぺんに名作が書けるわけじゃない。
それは多分、作るのに一月単位、半年単位かかるものだからではないかな。
凄い入門書一冊読んで、明日から名作連発出来る世界ではない。
少しずつしか上達しない世界だ。
その山の、上10%以上が実戦に出るようなイメージ。
気長にやろう。
自分で塗りつぶした経験しか、上達はない。
努力が才能というのなら、その単調さと自分の伸びなさに、
耐えられることを言う。
結局リアルは地味でキツイんだよ。
だから漫画だと急に才能が目覚めてご都合主義になるのさ。
努力出来る人は、人生最初の努力が実を結んだ経験のある人で、
努力出来ない人は、人生最初の努力が実を結ばなかった人かもね。
2015年12月26日
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