2016年01月05日

USBvsブルートゥース

筆記用具、キーボードの話。
有線直結(USB)と、無線接続(ブルートゥース)の比較をしておく。

結論から言うと、
僕の入力速度に、ブルートゥースはついてこれない。
(これないというのは大げさで、遅れが生じて、
コンマ何秒か待たなきゃいけなくなる。
この遅れの瞬間に、アイデアが蒸発してゆく)



今6万字ほど手書き原稿を文字うちし、
ほぼそれを一度推敲した程度の作業量。
その経験でいえば、
有線と無線で使い分けるのがよいだろう。

有線は大きめで深いキーボード(デスクトップのテンキーなしサイズ)、
無線は小さめ(でも11インチよりはみ出す)で浅いキーボードを使っている。

ふつうに長所短所を並べればこうだ。

有線:
○速い。入力にストレスがない。デスクトップと同じ奴だから当然か。
×カフェでやるにはうるさい。有線が邪魔。
×本格的体勢作らないと無理。本格的過ぎてカフェではひく。

無線:
○オシャレ。タブレット膝おき、テーブルじかおきでもOK。比較では静か。
×小さいぶんやや打ちにくい。意外と本体バッテリを消耗(無線のやり取りぶん)。
×ブルートゥースが俺の入力速度に対して遅い。

ということで、
少量のときは無線、
大量のとき(1回入力が数千字以上)は有線、という結論。

有線は体感だと無線の1.5倍くらい速いと思う。

手書き原稿から文字うちする、第一回清書(数万字〜10万字)、
紙焼きを手書きで直して文字うちする、第二回清書(その1/3から1/2)、
ぐらいまでは有線が速く、
それ以降の微調整直しは無線でもOK、
ぐらいの感触であることが分かった。


あと、ト書き(や小説の地の文)の、
徹底的な精読的校正は、
文字数を凄く大きくして(見た目1センチぐらい)やった方がいいね。
それだけで文字の無駄が見えてきて、
文章がしまっていく。



ちなみに、他の人はカフェでどれくらい文字を打つのだろう。
一度の作業で5000字も打たないんじゃないの?

サーフェス使っている人も1人2人見たりするけど、
横置きでは文字が小さくてやりづらそうだ。
集中力が1時間ぐらいしか持たないみたいで、
みんないなくなる。
あれじゃ肩凝るよな。目も悪くなりそう。
所詮外人の設計なんだからさ、
文字打つ器用さのない設計なんだぜ。

体をパソコンの都合に合わせるな。
パソコンを身体に合わせろ。
道具は人間に従わせろ。
人間が主で道具は従。どんな道具でもだ。


日本語の小説や脚本に限定した使い方をするには、
カフェでやるのは、ノーパソか
(mac airでも画面小さいなあ。
縦書きワードを使ってるプロらしき人を見たが、
原稿用紙モードでやっていた。字が大きくて楽そうだった)、
僕みたいな特殊仕様
(軽くて文字大きい!過去記事2015.12.8参照)
がいいんじゃないかな。
posted by おおおかとしひこ at 10:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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