というけれど、
いまどき金太郎飴、リアルで見たこともない人もいるだろうね。
どこを切っても同じ、ということはあり得ない。
ストーリーとは、変化のことだからだ。
たとえば5分単位で、映画をスライスしてみよう。
場所は同じではない。
時間帯も同じではない。
状況も同じではない。
焦点(今の心配事や興味)も同じではない。
主人公の気持ちもテンションも同じではない。
主人公の人間関係も同じではない。(同じところはあるかも)
3分単位ならどうか。同じのはあるかも。
10分単位なら、ほぼ全部違うだろう。
もし同じ部分があるのなら、
それは停滞しており、展開が遅い、
すなわち退屈する可能性が高い。
今仕事で「海街ダイアリー」を見ている。
どこをとっても金太郎飴で、イライラしている。
(またもや批評するかも知れない)
ジェットコースターにせよ、
とまでは言わないが、
状況は目まぐるしく、あるいは緩やかに、
テンポやリズムを変えながら、
変わって行く。
その変化に追随していくのが、
映画を見る楽しみだったりする。
お、次はそうきたか、なんてね。
あなたの書く話は、まさか一色だんご?
最低三色だんごにしてくれよな。
理想は、全シーン(80から100ぐらい)違う色のだんごだぜ。
2016年01月15日
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