という検索ワードで来た方がいたので、
まとめておく。
黒味にタイトルだけのとき。
○字幕「深夜三時、東京」
字幕、または、タイトル、または、Tで表記。
「タイトル」は映画の題名と混同しやすいので、
僕は題名を出すときだけ、
○タイトル「いけちゃんとぼく」
のように書いたりする。
実際には、ヨシオといけちゃんが草原で走ってる絵に乗せたので、
○草原でヨシオといけちゃんが走る
タイトル「いけちゃんとぼく」
のように書くことに。
絵に乗るときは、
字幕 「深夜三時、東京」
などのように台詞と同等の扱いでよい。
台詞と間違いやすいので、僕は『』を使って、
T 『深夜三時、東京』
みたいに、視覚的に分かりやすく書くことにしている。
また、
字幕の大きさやフォント、
あるいは中央に出るか右すみに出るか、
フェードで出るとか、字幕でアニメーションするか、
カタカタとタイプライターっぽく出るか、
などは、演出の範疇なので、
指定はしない。
脚本は、ストーリーに必要な意味だけが重要。
ここに、字幕が是非必要で、
その内容はこうであることが必要十分であるときだけ、
字幕とその内容を書けばよろしい。
また、英語音声で吹替え字幕などのとき、
つまり英語会話なのだが一々翻訳を待たずに話を進めるときは、
スティーブン「(英語で会話、字幕が出る)ところでテロの計画の件だが」
などのように()内で注記するか、ト書きで先に断ってもよい。
以下、外人は英語で会話、字幕が出る。
スティーブン「テロの計画の件だが…」
メアリー「ここではまずいわ」
スティーブン「あいつら、英語なんてわかっちゃいないさ」
西崎 「(盗み聞きしている)」
なんてね。
オープニングなどで、
スタッフやキャストのクレジットシーンが欲しいなら、
○クレジットシークエンス
アニメ調の世界観に、スタッフクレジットと主題歌。
などと書けばよろしい。
詳しくは監督がやってくれる。
それがどうしてもストーリー上伏線になっているなら、
赤い弾丸がスティーブンの胸に当たる。
などの印象的な場面をト書きで書いても全然よい。
字幕は、基本的に使わない方針にしておく。
ナレーションと同様、多用すると、
我々と登場人物の三人称的感情移入を遠ざけることになる。
クリードでも、名前や戦績が出るのは、
最初は良かったけど、後半はいらなかったよね。
2016年01月17日
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