2016年01月22日

創作とは、暴力である

レイプといってもいい。

だっていきなり殴って、
引きずり込んで、
号泣させたり大爆笑するなどの、
感情を無理矢理コントロールするんだぜ?
あまつさえ終わったあとには、
思想さえ変えてしまうんだ。

思考様式の転向をも引き起こす、
これが暴力でなくてなんだ。

だから初手で思い切りぶん殴って、
息つく暇も与えずにメロメロにするんだ。
わざと休ませたと思ったらまた激しくするんだ。
そんなに誘いやがって、本当はこうされたかったんだろ?
と言うと、そうです、と言わせなきゃならない。

逃がすな。考えさせるな。考え始めたら、殴れ。
創作は、暴力だ。


上の文章で、「殴る」とは、「非常に魅力的な文脈の場面をつくる」
ということである。


事後ですら、また殴ってください、と、リピーターになるんだ。
自分が心酔する作家のことだ。
(僕は誰だろ。スピルバーグかなあ。でも宇宙戦争あたりから微妙だなあ。
車田先生もそうなんだけど、聖闘士星矢の黄金十二宮までなんだよなあ…)
posted by おおおかとしひこ at 13:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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