全ストーリーを、
自分の身長程度とイメージしよう。
リライトをするとき、
メートル単位のリライト、
10センチ単位のリライト、
センチ単位のリライト、
ミリ単位のリライト、
ミクロン単位のリライト、
がある。
メートル単位のリライト。
幕ごと入れ換える、テーマを変える、
メイン登場人物を全然変える、
どんでん返しを変える、タイトルを変える、
行動や動機をまるで変える、
サブプロットを変える、
意味を別物にする、など。
10センチ単位のリライト。
シーンを入れ換える、サブテーマを修正する、
場面を彫り込む、伏線と解消をいじる、
行動や動機の微修正、など。
センチ単位のリライト。
台詞、場面を変えるが、上ほどに変えない。
ミリ単位のリライト。
台詞のてにをはを変えるレベル。固有名詞を変えるレベル。
ミクロン単位のリライト。
ト書きのてにをはを変えるレベル。
ぐらいの感覚だろうか。
原則は大からはじめ小に至ることである。
今どのレベルのリライトをやっているのか、自覚しよう。
センチとかミリとかのほうが、
体感に近いのでは、と思い、表現してみた。
自分の自覚もそうだが、
他人の感覚がずれていると、とても厄介だ。
ミリ単位のリライトをしてるときに、
メートル単位のリライトを要求してくる馬鹿はとても多い。
メートル単位のリライトを話し合うときに、
ミリ単位のリライトを要求してくる馬鹿も、とても多い。
上手く共通言語を見つけて、話し合うしかないのだけどね。
2016年01月26日
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