表にまとめておく。
二次創作 (一次)創作のストーリー
キャラクターや設定 まず事件と解決のペアをつくる
ありき ↓
↓ どんな主人公(たち)が解決するかを作る
それらを動かして、 ↓
何かをさせる 話が一番面白くなるように、
キャラクターや設定を逆算し、障害を作る
変化はしないから、
山はない 解決の瞬間が山
落ちもない 事態がどうやって終焉するかが落ち
意味もない それがどんな意味があったかを、
変化せずに、 主人公の変化で暗示する
円環を閉じる 世界は永遠に変化し、元に戻らない
また次回 完結、またはない
文字がずれてたらすいません。
二つの表を並べる限り、
ひとつも共通点はない。
にも関わらず、二つの出来上がりは、
魅力的な設定とキャラクターが、
なにやらわらわらする
(どこかの場所で、アクションをし、台詞を言う)、
という、外見上あまり違いのないものになる。
違いは、明確なストーリーがあるかないかである。
ストーリーは目に見えない。
だから見た目に騙される人は、
目に見える、
キャラクターや設定のことや、
見た目上の派手さ(アクションやダンスやエロなど)
しか、頭のなかで扱うことが出来ない。
二次創作を(一次)創作と混同しても、
いつまで経っても、
(一次)創作は、作ることが出来ない。
作り方も、本質も、全然違うものだからだ。
また、ここで、
人気芸能人を使って原作実写化している、
馬鹿プロデューサーたちの話が合流する。
ありものの設定(原作)とキャラクター(芸能人)を使って、
仕事を回す(円環)のが、
彼らのやっている馬鹿げたものだ。
これはバラエティーやコントや、
公共工事の作り方である。
だから下手な実写は学芸会扱いされる。
二次創作が一次創作より劣るかどうかは分からない。
だが原作が一次創作で作られたものである以上、
それに一次創作の方法論で挑まない限り、
対等の創作は無理だと思う。
(マックス最良のコピーであり、
それは実写化の意義ではないと思う)
さて、
あなたは二次創作をしたいのか、
(一次)創作をしたいのか。
何故(一次)創作をしようとしても、上手くいかないのか。
二次創作のやり方でやろうとしているからではないか?
自分のやっていることを、冷静に見てみよう。
2016年01月27日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック