2016年02月05日

人間の二面性

これをストーリーの中できちんと描くのは相当難しい。

「その本人の中では一貫性があるAとB」と、
「全く違うAとBに振り回される周囲」と、
「それが本人の中では首尾一貫していると理解するエピソード」と、
「それがメインプロットまたはサブプロットにおいて、
重要な役割を果たして展開する」
ことが必要だからだ。

大抵はそこまでして、いる?となるから、
「Aだと思っていたのに実はBだった」という、
「誤解」や「秘密」あたりが使われることが多いと思う。

人間には二面性、多面性があるが、
そこまでストーリーに直結出来る物語は、
あまりないと思われる。
posted by おおおかとしひこ at 12:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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